交渉によって息子の治療期間を延長してもらうことができました

事故の衝撃によって、息子はムチ打ちになって治療が必要になりました

“私は30代の主婦です。2年前に交通事故に遭遇したときの体験談です。
体験談といっても実際に交通事故の被害に遭ったのは私ではなく、当時小学6年生の息子です。事故当日はスーパーに買い物に行っていて、買い物を終えた帰りでした。家族全員が車に乗り込んでエンジンをかけ、駐車場から出ようとしたところ、突然後方から車をぶつけられました。 車がぶつかった衝撃で身体は大きく前に投げ出されました。大人は何とか踏ん張ることが出来たのですが、後部座席に乗っていた息子は耐えることが出来ずに前の座席に頭をぶつけました。とにかく息子が大丈夫か心配ですぐに息子の様子を確認しましたが、事故直後は特に痛みも感じていない様子でほっとしました。
事故後の処理は父に任せていたのですが、警察が来て現場検証をしている最中に息子がだんだんと首が痛くなってきたと言ってきました。そのことを父に伝えると、近くの病院に行くようにと指示があったので近所にある病院に駆け込みました。近くの病院で診察してもらったところ、息子の首にはむち打ちの症状が出ているようで全治一か月だと診断されました。
そのことを父に告げると、父は相手の保険会社の連絡先もその場で確認すると言ってくれました。

停車中の交通事故では停車側の保険会社には協力してもらえません

“全治一か月と言われたものの、一か月経過しても息子の首の痛みは完全には消えませんでした。ところが保険会社からは一か月経過したので治療費の支払いは打ち切りますと言われました。私は納得がいかず治療期間の延長を訴えたのですが、時間がかかり過ぎると全く聞いてもらえません。
そこで私は父の加入している車の保険会社の担当者に相談してみたのですが、停車中の車で事故に遭遇した場合は交渉を働きかけることが出来ないとのことでした。交渉は自分自身でしか行うことが出来ない事実を知った私は途方に暮れ、夫に相談を持ち掛けました。夫も頭を悩ませていましたが、自分が加入している自動車保険を確認すると弁護士特約というものが付加されていました。
ひょっとしたら弁護士に相談すれば解決するかもしれないと、後日診察の状況をまとめた用紙を持って弁護士さんのもとを訪れました。
用紙を確認した弁護士さんはこれならば息子さんの治療期間を延長してもらうことが出来ますとはっきりと言ってくれたので、そのまま交渉をお願いすることにしました。すると4日ほどして弁護士さんから治療期間を延長してもらえたいう報告がありました。あれだけ悩んでいたことが弁護士さんに相談するとこんなにあっさり解決するのかとただただ驚くばかりでした。しっかり治療したお陰で息子には痛みは一切残らなくなりました。