体が勝手に動いた！子供を助けるために飛び出して自分が事故に遭う！

車を運転している人は子供にはよく注意すべきだと思う

ランチを食べて、会社の近くにある公園で休んでいた時です。その公園は近所の子供たちの遊び場として、平日でも多くの人でにぎわっていました。広い公園なので子供たちは自由に遊んでいて、お母さんたちはおしゃべりに夢中だという光景をよく見ていました。ご飯を食べ終わったので、会社へ戻ろうと道路を渡るために横断歩道へと向かったのです。そこへ3歳くらいの子供がボールを追いかけて走ってきました。私の子供くらいだなぁと思っていて、道路に飛び出したら危ないと考えていました。私の横をすり抜けて子供はボールを追いかけて道路に飛び出したのです。車が走ってくるのが見えたので慌てて、子供を抱きかかえて横に飛びました。間一髪子供は助けられましたが、私の足は車に接触してしまったのです。事故の音を聞きつけて、周囲に人が駆けつけてきました。車の運転手も降りて、大丈夫ですかと声をかけてくれました。私は足が痛くて動かすことはできませんでしたが、子供は無事だったようです。警察と救急車が来て、事情を説明して病院に行きました。足首のあたりに強い衝撃を受けていたので、骨にひびが入った状態だと医者に言われても驚きませんでした。すぐに退院することはできなくて、入院することになったのです。

小さなことでも揉めたら弁護士に相談するのが事故示談ではいい

ランチ中に事故に遭ったので、会社には家族から連絡してもらいました。入院中には運転手と子供の親の両方が訪ねてきてくれたのです。幸い後遺症が残るようなけがはなかったので、和やかな雰囲気で面談を済ませることができました。示談については保険会社と話しますと、運転手に伝えました。その時に子供の親ともめていると言われたのです。いわゆるクレーマーのような親で運転手にクレームをつけてきているというのです。無事で済んだのに意味が分かりませんでしたが、その親は私のところにも来ました。助けた私に向かって、ちゃんと見ていないから子供がけがをしたというのです。もう意味が分からないので、弁護士を間に立てることにしました。こんな相談に弁護士は困り顔だったのですが、事故示談についてもお願いすることで依頼はできました。運転手の保険会社との交渉と子供の親との話し合いをまとめる役目をお願いしたのです。正確には子供の親と話すことなんてないのですが、訴えてやると言われたので先に手を打ちました。弁護士は役回りもしっかりこなしてくれて、子供の親から何もしないという合意書を得ることに成功しました。保険会社との交渉でも、私が予想していたよりも多くの慰謝料をもらうことができたのです。損害賠償金も弁護士基準なので、かなり多い金額でした。全てが丸く収まったため、弁護士の手腕には満足しています。