信号待ちをしている時に後ろから車に追突される事故を経験した

信号待ちをしている時に後ろから車に追突される事故を経験した

事故が起こりうる状況ではなかったので衝撃があったときは驚いた

免許を取得して20年たちますが、今まで事故を起こしたことは一度もありませんし、事故に巻き込まれた経験もありません。安全運転していれば事故になることはないと思っていました。しかし、初めて事故を経験してみて、交通事故は予想していないときに起こるものなのだな、と改めて感じました。
状況は複雑ではありません。信号が赤で前の車がブレーキを掛けながらスピードが緩やかになったので、私も同様にスピードを落としつつ車間距離に余裕をもって止まりました。私は常にある程度前の車と車間距離を設けています。その理由は以前に玉突き事故の現場を見たからです。車間距離に余裕を持っていないと、自分が目撃した玉突き事故のような状況に陥ってしまう場合があると懸念していたからです。自分が注意していてもほかのドライバーが意識していなければ事故は無くなりませんが、せめて自分は事故に巻き込まれないようにと注意を払っていたつもりです。しかし、それは突然起こりました。バックミラーで後ろの車をチラッと見ていたのですが、スピードを緩めて私の車に近づいてきました。もっと車間距離を空けてくれれば良いのに、と内心感じていたのですが、スピードを緩めて近づいてきたのでそのままストップすると思いきや、急発進して私の車にぶつかってきました。その状況をバックミラーで見ていたので一瞬頭の理解が追いつきませんでした。衝撃のあとにふと冷静になって、おそらくブレーキを踏んだつもりが間違えてアクセルを踏んでしまったのだろう、と私は思いました。 エアバッグが作動するほどの衝撃だったのですが、エアバッグのおかげで大きな怪我はありませんでした。助手席に友人が乗っていたのですが、友人も外傷はなかったです。エンジンを切って2人ともとりあえず車の外に出て、ぶつかった車のドライバーに声を掛けました。ドライバーは60歳くらいの男性だったのですが、ぶつかってきたのにも関わらず謝る様子もなく、何やら自分自身に怒っているような感じでブツブツ話していたのでちょっと怖かったです。とりあえず私は警察に連絡して、男性とまともに話せる状態ではないと察したので、今警察を呼んだので警察が来るまではここにいてくださいと伝えました。自分が加入している保険会社にもとりあえず連絡を入れて、事故車をレッカーしてもらうことにしました。代わりに代車を用意してくれるとのことだったので助かりました。
警察に連絡してから10分程度で来てくれました。状況を説明して、現場検証が始まりました。車の写真も撮っていました。初めての交通事故だったので、こんな殺伐とした雰囲気で淡々と進むんだな、と感じたのを今でも鮮明に覚えています。事故を起こした男性は警察にも逆ギレしているような感じでした。この様子だったら自動車保険に加入してない最悪のケースも考えられると思っていたのですが、ちゃんと自動車保険に加入していたので安心しました。男性と直接話すことはほとんどありませんでしたが、その後相手が加入していた保険会社の営業担当から連絡がきました。相手の連絡先も一応警察を介して教えてもらったのですが、直接話しても話が進まないと感じたので連絡することも連絡が来ることもなく、保険会社とだけ話を進めることにしたのです。
外傷はなかったのですが、一応友人と二人で病院へ行って検査をしました。私は衝撃で右手をどこかにぶつけていたみたいで多少痛いなと感じていたのですが、診断結果は打撲でした。友人は無傷でしたので安心しました。私の通院費は軽い打撲だったので7千円で済みました。怪我が治ったという証明書も必要だったみたいなので完治してから示談を成立させて手続きを進めました。

初めての手続きだったので合っているのかどうか不安だった

相手が加入していた保険会社の方から手続きの説明がありました。私に過失はないので、すべての補償がされるということで話が進みましたが、最終的に振り込みに関しては多少時間がかかってしまうかもしれないという説明を受けました。こちらとしては金銭的に余裕がなかったので早く手続きを進めて欲しかったので、その旨を伝えました。とりあえず病院の診断書が必要だということで、後日診断書を書いてもらいました。車の修理費の見積もりも出してもらったのですが、30万円程度かかるとのことだったので手持ちのお金がなくてすぐに修理に出せる状態ではありませんでした。一旦自分で立て替えてあとで保険会社から振り込みされるという形だったのですが、立て替える余裕がなくて保険会社に相談することにしました。手続きすることが増えるのですが、前払い制度のようなものを利用することができるという説明を受けたのでそちらで手続きを進めることにしました。修理が完了するまで車に乗れない状態だったということもあり、とりあえず修理が完了するまでの代車は用意してもらっていました。
事故が発生した当日に保険会社から連絡が来たのですが、結果的にすべての手続きが完了したのはそれから2週間後でした。まず、打撲のため病院に通院して完治したかどうかの証明も必要になったので、最初に受診した日から数えて1週間後に再受診して完治したという証明を書いてもらいました。そして同時進行で車の修理の見積もりを依頼しており、見積もり結果が判ったのが事故から3日後でした。修理費用は前払いとして振り込まれたので特に困ったことはなかったのですが、医療費につきましては振り込まれるのに時間がかかりました。手続きが終了してから更に2週間がたった頃でした。医療費と慰謝料合わせて5万円でした。
今回保険の手続きを利用して、被害者側が行う手続きが多いなと感じました。加害者の男性とはまともに話していないので、向こう側がどのような手続きを行っていたのかは知りません。病院には2枚書類を発行してもらいました。それを保険会社へ提出して、更に私が記入しなければならない書類もありましたので、正直面倒だなと感じてしまいました。めんどくさいからと言って書類提出を後回しにしていたらお金が振り込まれるのも後になってしまうと思ったのですぐに記入して折り返し郵送しました。今回の保険会社とのやり取りで不満を挙げるならば、手続きがすべて完了してからお金が振り込まれるまでに時間がかかったということです。振り込みが完了するまでの期間は明確に伝えられていなかったのですが、大体1週間前後で振り込みが完了すると言われていました。しかし、実際には2週間かかったので、本当に振り込みされるのかが不安になったときもありました。この点に関しては不満なのですが、金銭的に余裕がなかったので修理費に関しては前払いしてもらえたことに関しては融通が利く保険会社なんだな、と大満足です。本来ならば事故を起こした男性からの謝罪が欲しかったところですが、意思疎通があまりできませんでしたし諦めていました。その代わりに、保険会社の担当の方がいろいろ力になってくださったので良かったです。今回の件で、交通事故はいつ起こるのか分からないということを認識していました。自分が気を付けていたとしても事故が起こるときは起こるんだな、と感じました。そして事故が起こった後、被害者側が行わなければならない手続きが多いということも初めて知りました。金銭的にはマイナスになることはありませんでしたし、高額な車の修理費も後日清算ではなく先払いで支払っていただけたので良かったです。

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