後遺症が残らなかった場合の傷害事故は示談で済ませました

後遺症が残らなかった場合の傷害事故は示談で済ませました

見通しの良い交差点で起きた歩行者と軽自動車の接触事故

昨年の9月、私の高校2年生の娘が青信号で横断歩道を渡っている時に、左折してきた軽自動車にはねられました。交差点は見通しの良い道路でしたが、軽自動車の運転手はスマートフォンを操作しながら運転していたようです。足が痛くて立ち上がれなかったので、救急車を呼び病院に搬送され診断を受けた結果、右足大腿部骨折等の傷害で入院となりました。加害者の運転手は30代の女性で、すぐに入院先の病院に菓子折りを持って謝りに来ました。その女性の誠意ある態度にこちらも感情的になることなく、落ち着いて話し合いを進めました。今回は、信号が青で歩行者が横断していたケースですので、娘に過失は無く、被害者側の過失は0%として示談交渉をすることになりました。その後、入院は35日に及び、退院後の完治までの通院期間は4カ月で、実通院日数は36日でした。傷害事故の場合、後遺障害が残るかどうかで、損害賠償額の算定が大きく変わると聞いていたので、入院中には示談を成立させずに、どの程度の傷害なのかをしっかりと見極めてから交渉することを心がけました。幸いにも娘に後遺症は無く、今では毎日元気に高校に通い、部活動も再開できる状態まで回復しました。

損害賠償額を決める積極損害・消極損害・慰謝料の内容

加害者側は示談サービスが付いている自動車保険に加入していたため、交渉を進める過程で保険会社の担当者という方が登場してきました。ネットで調べたところ、時には示談屋と呼ばれる怪しげな人物が代理人として登場することがあるそうです。これは、暴力団が威力を示して示談交渉を進めて損害賠償を低く抑えるというものです。そのため、私はその代理人と名乗る人が、先方の委任状を持っているかをしっかり確認しました。その結果、示談屋ではないことが確認できたので、担当者の説明に沿いながら、損害賠償額を算定していきました。今回のケースは、入通院治療費が120万円、付添看護料が25万円、通院付添費が12万6千円、入院中雑費が5万6千円、学力低下を補う家庭教師代が25万円、入通院費が1万8千円、制服損傷費が2万円で積極損害は全部で192万円になりました。消極損害は0円でしたが、慰謝料は120万で予想よりも多かったです。そして、今回の損害賠償の総額は312万円ということで示談交渉が成立しました。今回の事故を振り返ってみると、賠償額は納得のいく金額でしたし、円満に解決できたと思っています。裁判所に頼らず、短期間で示談交渉ができたので良かったです。

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