交通事故の被害にあってしまった時の示談による和解交渉

仕事中に相手の不注意と過信によって巻き込まれた交差点での追突事故

私は会社員として営業を担当していることから毎日のように車で移動をしています。その日もいつものように車でお得意様周りを行なっていました。私は常に安全運転を心掛けているので交差点でも早めの停車を心掛けています。その日も通いなれた交差点でに差し掛かった時に信号が黄色になっていたので無理をせずに停車する判断をして車を停車させた直後に事故は起きました。
後方で大きなブレーキ音がしたと思った次の瞬間、後を走行していた車が私の車に衝突してきたのです。衝突と共に私も強い衝撃を受けて体が前方に投げ出されそうになりました。幸いシートベルトはしていたのでフロントガラスやハンドルにぶつかることがありませんでしたが、強い衝撃で体に痛みが走ったのを覚えています。
どうやら後を走行していた車は私が停車をせずに交差点を通過すると判断していたようで、減速をすることもしていなかったようです。そのため、私の停車で判断が遅れてしまい慌ててブレーキを踏んだけれど間に合わずに車に衝突、通称かまを掘る状態の事故なってしまいました。ぶつけられた瞬間は何が起きたのかもわからずパニック状態になっていましたが、体の痛みと共にぶつけられたことを認識したのです。

警察を介して双方の話し合いによる示談交渉によってまとまった結果

ぶつけられた衝撃で体を痛めた状態になっていましたが、幸い動くことはできていたのですぐさま車を降りました。同じタイミングでぶつけた相手も降車してきたので、お互いの怪我と車の状況についての確認を行いました。相手は私と同じ30代前後の男性で、特に大きな怪我はないようなので、とりあえず警察に連絡をして来てもらうことにしたのです。
数十分後に警察が現場に訪れて実況検分と双方の話を聞く形になりました。相手の言い分は私の推測通り交差点で停車をするとは思わなかったことが理由のようです。私自身は黄色だったので停車をすると判断をしたわけですから特に間違っているとは思っていなかったので正当性を主張しました。警察を介しての話し合いよって相手の男性が自分の非を認めて怪我の治療費や保険会社を利用しての車の修理費を支払うことを約束してくれたのでとりあえずは一安心です。私も商用車で仕事中でしたし、相手の男性もプライベートとはいえ社会的立場もあるので裁判などを起こさずに示談という形で済ませることにしました。
私の怪我は後ろから衝突された衝撃で首のむち打ちです。完治するまでに掛かった期間は40日ほどで、治療費は相手が加入していた自賠責保険からの支払いで35万円ほどでした。車の修理についても私の加入している保険会社との話し合いでほぼ全額相手の保険会社が支払う形でまとまりました。
巻き込まれた形の事故なので複雑な心境ではありますが、治療費や修理費の支払いに関しては概ね満足しています。今回の事故を受けて自分だけでなく周囲の車の安全についても考えることを学ばされました。