フェリー内での衝突事故は、船も遅れて迷惑をかけました。

フェリー内での衝突事故は、船も遅れて迷惑をかけました。

フェリー内での車の運転は、わずかな距離でも不注意は事故の元

5年前の話ですが、私は福岡のフェリー乗り場から仕事で愛媛の松山に向かうところでした。営業車で移動しないといけないので、車をフェリーに搭載しなければいけません。船内に停めるまでドライバーが責任を持ちます。フェリー内はわずかな距離しかありませんので、船内で事故を起こすことは滅多にないのですが、私の後続車のドライバーは、どうやらアクセルとブレーキを間違って踏んだらしく、停止直前に加速して私の車に衝突したのです。私は頭をハンドルにぶつけてしまい意識が朦朧としていました。さらに後続車はハンドルを横に切ったのでしょう。サポートしていた船員さんをひいてしまったようです。船員さんも足を骨折したようで救急車で搬送されました。もちろんその間船は出港できませんので大幅な遅延となったのです。加害者ドライバーはとても反省していたようですが、高齢のため判断能力に乏しいようです。私はとても嫌な予感がしていました。本来であれば救急車を呼んだり応急処置をしたりする義務は加害者側にあります。しかし、車に乗ったまま動こうとはされず事態を呑み込めていないようでした。幸い、周囲にも人は大勢いましたし、たくさんの船員さんに助けてもらえたのでよかったのですが、もしこれが誰もいない一本道や夜間であれば、気づかなかったということでひき逃げされていたかもしれません。

ご高齢の方だったので補償割合についての理解をしていただけませんでした。

ご高齢ということで、本人も難聴があり警察の方や保険会社の方が言っていることが理解できないといった様子でした。ご自身が10割負担しないといけないということを何度も伝えたようなのですが、判断能力にも乏しく代理人を充ててもらう必要が生じました。保険会社から親族者や法定代理人となっていただける方を探すのにしばらく時間がかかると伝えられ、私は車の修理代50万円は半ば諦めていました。お金に困っていたわけではないので、焦ってはいなかったのですが、被害を受けた船員の方は急いでたようです。事故から3か月経ってやっと代理人が決まりました。それからは話はスムーズに進み、私の車の修理代と船員の方の治療代や休職期間中の給与を補償してもらいました。後から聞いた話なのですが、加害者は被成年後見人だったとのこと。財産管理人を置いておらず、独りでは法的なことができない状態だったのです。事故はないにこしたことはありませんが、加害者もしくは被害者に判断能力がなかった場合は、このような事故の場合は、決着がつくまでに時間が掛かるか、最悪の場合は泣き寝入りも在りうるなと思いました。今後、このような事故に巻き込まれた場合は、現場での判断をできるだけスムーズにするために多少の法的知識は必要だなと感じた一件でした。

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